ザングース(の白)って200色あんねん
初めまして、グースと申します。
今回は、らくとせさん主催の「種族統一アドベントカレンダー2023」の企画に参加させていただき、12月21日分を担当させていただきます。
今回は長い付き合いである「ザングース」との思い出、種族統一含めた育成個体、種族統一ポケカなどを紹介していきたいと思います。
なお、種族統一とは図鑑番号が同じポケモン3-6匹でパーティを構成することを指し、種族統一対戦とは、種族統一で構成されたパーティを使って戦うことを指します。主に種族統一のパーティ同士で戦うことを想定しています。
○ザングースってどんなポケモン
全国図鑑:№335
分類:ネコイタチポケモン
高さ&重さ:1.3m/40.3kg
もふもふした白い体毛を基調とし、両手と左耳が赤くなっている。鋭い目つきやツメを持ちながら、ぽてっとした腹に短い脚でぽたぽた歩く。そのお腹から胸あたりにM字のような模様もあり、細長い耳と先が3つに分かれた大きなしっぽも大きな特徴である。寝ているとき足の裏を出して肉球が見えるのが可愛い。
足短くて走るときぽてぽて歩くの好き
たかさが1.3mというと、他にはニドクイン、ソーナンス、ドラピオン、バイウールー、イルカマン等と同じ高さ。人間でいうと9歳(小学3年生)前後。思ってたより大きい(もう一回りくらい小さいと思っていた)。筆者の身長が約170cmであるため、およそ胸くらいの高さにあたる。そんなの抱きしめるしかないやろ。
ただザングースのライバル関係であるハブネークはたかさが2.7mと、ヘビの全長の長さを加味しても、もう少しザングースが大きくなってもよかったのかと思ったり思わなかったり…。また、ハブネークの重さに関しては52.5kgとおよそ12kgの差。2リットルのペットボトル6本分、プロボクシングだと約8階級分(ザングースをミニマム級とした場合)と考えるとかなりの体重差がありそうだが…そんな相手に果敢に戦うザングースかっこいい。
分類に「ネコ」が入っているためか手にも足にも肉球(らしきもの)がある。私はこのザングースの手の肉球に顔を挟まれたい。切実に。ただ挟まれたい。
○ザングースとの思い出
私は「グース」と名乗っているが、ザングースからにこの名前を決めたわけではない。今回はザングースの記事がメインであるため詳細を省くが、たまたま「グース」と名乗っていたら、いろいろな方に出会っていくうちにザングースに興味を持っていったという感じだ。
そんな私がザングースに興味を持ったのは、ポケパルレとポケモンコンテストライブといった動くザングースをものすごくかわいいと思ったからだ。
まず、ポケパルレとはポケットモンスターX・Y(以下、「XY」と表記する。)で新たに登場したポケモンをかわいがって絆を深めることのできる新要素で、ポケモンをなでたりミニゲームで遊んだり、ポフレをあげたりすることができる。一緒にポケモンと遊ぶことができ、そこでしか見られないポケモンの表情を見られるのが楽しい。普段はツンとした顔をしているが、少し上を見た顔、ポフレを夢中で食べる姿、全身なでられて喜ぶけど、左耳を触ると怒りをあらわにするそのすべてが愛おしい。
また、「ポケモンコンテストライブ」は、ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア(以下、「ORAS」と表記する。)で新たに登場したポケモンの魅力を競う競技であり、ポケットモンスタールビー・サファイアの「ポケモンコンテスト」のリメイク要素であるが、そこでもザングースの魅力が爆発してしまい、「かっこよさ」「うつくしさ」「かわいさ」「かしこさ」「たくましさ」のすべてにマスターリボンをつけていた。美術館にかざられるのも無理はない。ライブアピールの動画がないのが残念だが、かわいさアピールしたザングースに興奮していたのは今も鮮明に覚えている。
他のザングースとの思い出としては、ORASではザングースを入れてレーティングバトルに潜ったり、現在のTwitter(現:X)のアイコンを私と同じノーマル統一の方に描いていただいたりしていた。お腹の袋に入りたいほどガルーラが好きということもあり、それを踏まえて描いていただいたアイコンは今でも大切に使わせていただいている。ガルーラの子どもと照れるザングースがとにかくかわいくてかわいくて…。
その後、ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーンでは、公式が開催した仲間大会にザングースで種族統一パーティを組んで参加していた。ザングースで本格的に種族統一を行ったのはこれが初めてかと思われる。
その仲間大会は「ウルトラスーパーハイパーチャレンジ」「ウルトラファイナル」と呼ばれ、同じポケモンを複数用意して戦ってもよいというルールであった。となれば種族統一でも出られるじゃないかと、ザングース統一で挑んだ。いろんな種族統一の方と戦い、ポケモンの数だけ愛があることを実感した時でもある。
後続である「ポケットモンスターソード・シールド」では、ザングースは登場しなかったが、「ポケットモンスターダイヤモンド・パール」のリメイク作品である「ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」で登場した。もちろん種族統一を作成し対戦を楽しんだ。ポケモンを繰り出した表情を確認できたのはこの作品が初めてかもしれない。
ボールから出て、またちょっと目付き鋭くなるの好き#ザングース #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/MMwPaElhUl
— グース(ウ一ル一・ザング一ス) (@goose_kamo) 2022年2月16日
「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット」が発売されるとき、ザングースが登場するのか、新しいPVが公開されるたびに気になっていた。
2022年9月7日に公開された予告動画にザングースが写っていたことが確認できた。
下の動画の2:43の部分である。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
頭がおかしくなるくらいうれしかったです。
テラスタルはなかなか扱うのが難しいですが、対戦要素としておもしろいと思いますし、テラスタルがなければできないこともあるので、それを活かした個体も育成しようと思いました。
○ザングース統一を組んでみる
対戦するからには、好きなポケモンで勝ちたい。
バイウールー統一のときにも書きましたが、この気持ちは変わりません。ただ、そもそも対戦面におけるザングースのステータスを知らないと勝利までは辿りつけません。そこでザングースの基本情報を踏まえて、育成個体を考えていきます。
タイプ:ノーマル
とくせい:めんえき
隠れ特性:どくぼうそう
種族値:H73-A115-B60-C60-D60-S90 (合計 : 458)
※以下、HP:H、こうげき:A、ぼうぎょ:B、とくこう:C、とくぼう:D、すばやさ:Sとして表記。
ノーマルタイプであるため、弱点をつくことはできないが、岩・鋼・ゴーストタイプ以外には等倍でダメージを入れることができるタイプである。また、相手からのゴーストタイプの技も無効化することができる点も忘れてはならない。
特性:めんえき、どくぼうそう(隠れ特性)
ともに毒に関する特性をもっているが、毒タイプのハブネークとライバル関係ということもあるからなのだろう。どくぼうそうもどく・もうどく状態であれば物理技の威力が1.5倍になる特性で、現時点(2023年12月時点)でこれを持っているポケモンはザングースだけである。オンリーワンなザングースかっこいい。
どくぼうそうが特性「こんじょう:状態異常のときにこうげきが1.5倍になる」と似ているからといって、ザングースにかえんだまは持たせないようにしましょう。理由は、ザングースがやけどしてかわいそうだからです(小並感)。
種族値を一つ一つ見ていくと、こうげきとすばやさの高さが目に留まるかと思います。
こうげき:115
エンテイ、ガオガエン、コノヨザルなどと同じ。なおかつ、物理技の威力があがるどくぼうそうやこうげきを2段階あげるつるぎのまいやこうげきのステータスを最高段階まであげられるはらだいこまで取得しているなどこの種族値以上に攻撃性能に長けている。
すばやさ:90
同じ種族値を持つポケモンとしてピカチュウ、カラミンゴ、コノヨザル、ゼクロム、レシラム、ホウオウ、カイオーガ、ギラティナなどがあげられる。一部の伝説ポケモンと同じすばやさをもっているのが面白い。
とくこう:60
種族統一として特殊アタッカーを育成するには十分な数値である。またとくしゅ技もタイプが豊富にあるので、技範囲には困らなさそうである。
HP73、ぼうぎょ60、とくぼう60
アタッカーとして十分なポテンシャルをもっているが、耐久力には自信がない。同じノーマルタイプで素早いイッカネズミよりも耐久値は低い。ザングースが無進化ポケモンということもあるが、攻撃にステータスを振っている分、耐久が心もとなくなってしまうのは仕方がないことだ。攻めっ気満々で耐久疎かなザングースかわいい。なお、HBDの種族値はライバルであるハブネークと同じである。
【参考】
イッカネズミの種族値:H74-A75-B70-C65-D75-S111 (合計 : 470)
ハブネークの種族値 :H73-A100-B60-C100-D60-S65 (合計 : 458)
覚える技
今作(DLコンテンツ含め)でレベル、思い出し、わざマシン等により覚えられる技で、対戦で使えそうな技のみにしぼって考察していく。(ザングースは今作タマゴ技はなし)
※太字は今作で初めて習得可能となった技
○ノーマル(タイプ一致技)
【物理技】きりさく、ブレイククロー、でんこうせっか、とっしん、ギガインパクト、すてみタックル、がむしゃら、からげんき、のしかかり、みだれひっかき、じたばた、フェイント、ダブルアタック
【特殊技】はかいこうせん、スピードスター、テラバースト
○ほのお
【物理技】ほのおのパンチ
○みず
【物理技】-
【特殊技】なみのり
○でんき
【物理技】かみなりパンチ
【特殊技】10まんボルト、かみなり
○くさ
【物理技】タネばくだん
○こおり
【物理技】れいとうパンチ
【特殊技】れいとうビーム、ふぶき、こごえるかぜ
○かくとう
【物理技】インファイト、けたぐり、きしかいせい、インファイト、きあいパンチ、はやてがえし、ローキック、かわらわり、にどげり、カウンター
○どく
【物理技】ダストシュート、どくづき
【特殊技】-
○じめん
【物理技】あなをほる
【特殊技】-
○ひこう
【物理技】つばめがえし
【特殊技】-
○エスパー
【物理技】しねんのずつき
【特殊技】-
○むし
【物理技】シザークロス、れんぞくぎり
【特殊技】-
○いわ
【物理技】がんせきふうじ、いわなだれ
【特殊技】-
○ゴースト
【物理技】シャドークロー
【特殊技】シャドーボール
○ドラゴン
【物理技】-
【特殊技】-
○あく
【物理技】つけあがる、どろぼう、はたきおとす、じごくづき、なげつける、つじぎり
【特殊技】-
○はがね
【物理技】メタルクロー
【特殊技】-
○フェアリー
【物理技】-
【特殊技】-
●変化技
つめとぎ、すりかえ、ちょうはつ、こうそくいどう、ねむる、みきり、ファストガード、のろい、でんじは、つるぎのまい、まもる、みがわり、てだすけ、バトンタッチ、ほえる、こらえる、ねごと、つるぎのまい、にらみつける、かなしばり、はらだいこ、にほんばれ、あまごい
ザングースはノーマルタイプであるためか比較的技範囲が広く、ドラゴン・フェアリータイプを除いたすべてのタイプの攻撃技を習得できる。今作の新要素テラスタイプを取り入れてテラバーストを使用することで、ドラゴン・フェアリータイプの技として取得できる。
そしてノーマルタイプだけでなく、格闘タイプや悪タイプの技も多く習得する。ノーマルタイプの技が通りにくいいわ・はがね・ゴーストタイプへの攻撃手段として大目に取得できるようになっているのはありがたい。とくにはたきおとすが帰ってきたのがほんとうにうれしい。
新たに習得した技として、「すりかえ」「こうそくいどう」「バトンタッチ」など、若干絡め手もできるようになった。はらだいこによって攻撃を最大限まであげた状態でバトンできるのは今作ではザングースのみ…だったのですが、DLコンテンツにより新たにニョロボンとドーブルができるようになったため、差別化にはいたりませんでした、残念…。
個人的に覚えてほしかったのは「くさわけ」。攻撃しながらすばやさを上げられるのは、どくぼうそうからげんき型と相性がよく、相手の残りHPをがむしゃら等で少なくした状態で後ろにいるザングースでくさわけし、相手を倒しつつどくどくだまを発動させることができる。すばやさ90という高速とはいえないが十分なすばやさを持っているザングースだが、すばやさをあげることでどくぼうそうからげんきが上から通りやすくなる。実装されないのが悔やまれるが、すばやさを上げる手段として新規習得したこうそくいどうを使って戦略を広げることができるようになったのはうれしい限りだ。
ほんとは「じゃれつく」覚えてほしかったですね…特に深い意味はないですが
ザングースの型紹介
○タスキ型
努力値:A252、S252、H4
性格:ようき(すばやさ↑、とくこう↓)、せっかち(すばやさ↑、ぼうぎょ↓)
特性:めんえき
技構成:じたばた、カウンター、フェイント、でんじは
テラスタイプ:ノーマル
でんじはして後続のザングースが積み技を使えるような起点づくりの役割とタスキカウンターorじたばた+フェイントで確実に1体倒す役割を併せ持つ。攻撃性能が高いポケモンやどうしても勝ち目がなさそうなポケモンに一矢報いることができるのが特徴。
DLコンテンツでがむしゃらもできるようになったため、タスキ型の個体も増えていきそう。
○どくどくだま型
努力値:A252、S252、H4
性格:ようき(すばやさ↑、とくこう↓)、いじっぱり(こうげき↑、とくこう↓)
特性:どくぼうそう
技構成:つるぎのまい、からげんき、でんこうせっか、シャドークロー
テラスタイプ:ノーマル
つるぎのまいどくぼうそうからげんき、うおおおおおおおおおおおおお!!!
この火力は病みつきになりますぜえええええ!!!
テラスタルも入れると物理耐久型をほぼワンパンしてしまうことさえできてしまう。からげんきが通りにくい防御特化のキョジオーンやアーマーガアでさえ、受け出しを許さないほどの火力。高火力ザングースかっこいい。
○スカーフ型
努力値:H252、S252、A4
性格:いじっぱり(こうげき↑、とくこう↓)
特性:めんえき
技構成:いのちがけ、ブレイククロー、すりかえ、インファイト
テラスタイプ:格闘
スカーフを持たせた準速90族は、最速142族(ドラパルト)と同じ(実数値:213)
どうしても勝てない相手に強制的にHPを削るいのちがけで特攻をするのがメイン。また、いわ・はがねタイプといったノーマル技を半減するポケモンと戦うこともある。威力をあげるために格闘テラスを採用している。
また、補助技をしてきそうなポケモンにもこだわりスカーフをすりかえることで動きを封じることができるようになった。
最後の1枠をブレイククロー(50%でBを下げられる)にしているが、シャドークローやはたきおとすにしてゴーストにも対策できるようにした方がいいのかもしれない。
○こだわりハチマキ型
努力値:A252、S252、H4
性格:ようき(すばやさ↑、とくこう↓)、いじっぱり(いじっぱり↑、とくこう↓)
特性:どくぼうそう
技構成:けたぐり、ほのおのパンチ、シャドークロー、テラバースト
テラスタイプ:フェアリー
つるぎのまいからげんきが通らなさそうな、いわ・はがね・ゴーストタイプや全体的に種族値の高いドラゴンタイプが相手の場合によく出している個体。フェアリーテラスタルはノーマルタイプの弱点であるかくとうタイプの技も半減できるため、テラバーストを一番活用する個体でもありパーティにとって欠かせない存在である。
○ヨプのみ型
努力値:A252、H212、S20(準速60族抜)、B4、D20
性格:いじっぱり(こうげき↑、とくこう↓)
特性:どくぼうそう
技構成:のろい、カウンター、つじぎり、シャドークロー
テラスタイプ:ゴースト
ヨプカウンターで格闘技を跳ね返しつつ、ゴーストタイプにも技が打てる個体。のろいは単純にAとBを上げられる技であるが、テラスタルすることでシャドークローの威力をあげるだけでなく、のろいを打つことでHPを削るのろいを打つこともできる。特にゴーストタイプ(主にミミッキュ)のみがわりたべのこし型などへの対策も兼ねている。ザングースがのろいを覚えている人は少ないので、かなり決まりやすい。
○特殊型(こだわりメガネ、いのちのたま)
努力値:C252、S252、H4
性格:ひかえめ(とくこう↑、こうげき↓)、おくびょう(すばやさ↑、こうげき↓)
特性:めんえき
技構成:はかいこうせん、だいもんじ、れいとうビーム、くさむすび 等
テラスタイプ:ノーマル
種族統一ならではの特殊型。少しでも火力を上げたいためにメガネを持たせてテラスタルはかいこうせんするのが楽しい。特殊技の候補だが、はがねタイプに通りやすいだいもんじはほぼ確定であとはお好みで。
○とつげきチョッキ型
努力値:H252、A252、S4
性格:いじっぱり(こうげき↑、とくこう↓)
特性:どくぼうそう
技構成:のしかかり、がんせきふうじ、つじぎり、どくづき
テラスタイプ:どく
どくテラスタルすることでかくとう技を半減しつつ、のしかかりやがんせきふうじですばやさを下げることができる特殊受け。特殊メインで攻めてくる相手にはだいたい選出することが多い。のしかかりは時に5割以上のマヒを引き起こすことができる無限の可能性を秘めている。
○カムラのみ型
努力値:A252、S252、H4
性格:さみしがり(こうげき↑、ぼうぎょ↓)
特性:めんえき
技構成:でんじは、テラバースト、こらえる、じたばた
テラスタイプ:ゴースト
一般的なカムラのみを持たせたこらじた型。HP1の状態だと先制技で落ちてしまうが、しんそく、でんこうせっか、しんくうは、マッハパンチなどを無効化させてじたばたの最高火力を押し付けることができるのがお気に入り。この子のおかげでハブネーク統一に勝利することができた。ゴーストテラバーストでドラパルトにも殴ることができるのも使いやすい。
○はらだいこカムラのみ型
努力値:H156(4n調整)、S220(カムラ発動時に最速136族:テツノツツミ抜)、B12、D4、A116
※攻撃4振キョジオーンのしおづけをみがわり状態で耐える
性格:いじっぱり(こうげき↑、とくこう↓)
特性:めんえき
技構成:みがわり、はらだいこ、のしかかり、つけあがる
テラスタイプ:ゴースト
起点を作ってはらだいこしながら無双する型。なかなかうまく決まらないが、決まった時の脳汁はえげつない。はらだいこした後のつけあがるで軒並み倒していける。カイリューのしんそくなども考慮しゴーストテラスタルを採用している。
いろいろな育成個体をざっくり紹介したが、DLコンテンツによって新しい技も覚えて、ますます考察が捗っていく。もし他にも良い型が思いついたら、種族統一対戦に選出していこうと思います。
私はいま現在、ポケモンカードの旧裏面(現在のポケモンカードの裏面に変更される前のデザインのポケモンカードの俗称)や、現行レギュレーション(スタンダード)で遊んでいるが、通常のポケモンカードの対戦ではなく、種族統一ポケカという遊び方を知り得た。ポケモンカードで種族統一を行う、つまり、1種のポケモンやその進化前後だけ(とトレーナーズ・エネルギー)で組んだポケモンカードの(ファン)デッキを作成して遊ぶというものだ。この試みを面白いと思い、私もすぐにデッキを作成した。最新の公式ルールを適用するが、同名ポケモンは4枚までしかデッキに入れられないため、EX・GX・V・ex・かがやく○○などのルール持ちポケモンやフォルムが複数ありカードの名前が違うポケモンがデッキを作りやすそうだ。ドローやサーチの特性を持つポケモンがいればよりデッキが回りやすくなると思われるが、1種類のポケモンしか採用しない都合上、基本的にデッキ内のポケモンの枚数は少なくなりやすく、その分グッズやサポートを入れられると考えている。
そんなこんなで完成したのが、私の大好きなバイウールー(ウールー)デッキである。デッキシールドもウールーで統一することで、種族統一ポケカでしか得られない栄養素を手に入れた。
種族統一デッキ完成したああああああ!!
— グース(ウ一ル一・ザング一ス) (@goose_kamo) 2022年3月25日
ウールーとマグマ団(ザングース)で戦うぞおおおお pic.twitter.com/QeuXvslnQf
※まだこの時点ではザングース統一は作っていません。ただのマグマ団デッキ(マグマ団のザングースをフル投入した)です。
ある日、キマワリが好きな某旧裏勢より種族統一ポケカで対戦しないかと誘われた。話を進めていくうちに、今回の種族統一ポケカの対戦においてルールを設けた。以下のとおり。
・旧裏からSVまでのすべてのカードが使える。
・それぞれ決められた種族のカードを1枚ずつ入れてデッキを作る。(同名カード4枚以上をOKとする)
・イラスト等が違ってもテキストが同じカードは同カード扱い
・該当のポケモンが写っているだけのカードをデッキに入れるのは不可。(カード名に該当ポケモンの名前があること)
・公式大会で使えないカードや海外のカード、プロシキも使用可能
・サポーターはすべてサポートとして扱う。
・グッズ扱いとなる突風とポケモンぎゃくしめいの使用禁止
・トレーナーズのテキストはエラッタ後を参考にすること。(同名のトレーナーズは、最新のカードの効果を参照する。)
・下記旧裏のカードはサポートとして扱う。
オーキドはかせ、ポケモン交換おじさん、ポケモン育て屋さん、マサキ、ミニスカート、にせオーキドはかせ、にせオーキドの逆襲、ロケット団のおねーさん、エリカ、カスミのいかり、スパイ作戦、ロケット団のワナ、ナツメの眼、ウツギはかせ、マサキの転送装置、ポケモン育て屋夫婦、イマクニ?
およそ、こんな感じのルールで対戦することを約束し、ザングース統一デッキを作成することになりました。
過去のザングースのカードを振り返りつつ、デッキに入れるカードを考えていく。(順不同)
①収録:ポケモンカードゲームADV第2弾 拡張パック 砂漠のきせき
ライバル関係のハブネークに対して、無色1エネで40ダメージを狙って出すことができる。今回はキマワリを相手に戦うので、「やつざき」をメインに戦うことになりそう。ポケボディーのおかげで毒状態にはならないので、相手の「どくバリ」や「どくさいみん光線」のどくが効かないのも強い。
イラストは姫野かげまるさん。ザングースのポケモンカード初出イラストが好きなイラストレーターだとは思わなかった。
②収録:ポケモンカードゲームADV 強化拡張パックex1 マグマVSアクア ふたつの野望
マグマ団のザングース。イラストから悪役っぽさがにじみ出ている。無色1エネで「なかまをよぶ」を使って、無色のたねポケモンを1枚呼ぶことができるのが強い。ボールカードなどのポケモンをサーチするカードを引けなかったときに重宝しそう。
③収録:ポケモンカードゲーム クイック・コンストラクション・パック タイプユニット:炎
exポケモンなら無色1エネで30ダメージ出せるのは強いが、それ以外だとう~む…。キマワリは対戦時点ではexは存在しないため、他のザングースを優先させた方がよさそう。
④収録:ポケモンカードゲーム ギフトボックス ミュウ・ルカリオver.(ミュウexデッキ)
れんぞくぎりが特徴で、無色2エネで最大50ダメージまで出すことができる。ツインエネルギーやダブル無色エネルギーで技が使えるため、優秀なアタッカーと言える、コイン次第ではあるが…
ちなみに、このザングースは有田光弘さんのイラスト。横目みながらにらみ効かせるザングースかっこいい!
⑤収録:ポケモンカードゲーム ワールドチャンピオンズパック
マグマ団のザングースに比べ、同じ無色1エネという条件でたねポケモンを2枚まで選び出し場に出せる。2体出せるのは、ザングースの中でもこの子だけ。無色2エネで30ダメージ出せるため、序盤の展開役としてバトル場に出したい。何気にレアリティは高い。
⑥収録:明治製菓「ポケモンチョコスナック 第5弾」おまけカード
チョコスナックのおまけ。毒がもともと効かない性質からか、鋼タイプのデルタ種になっている。鋼タイプとして打点を出せるのは、ザングースの中で唯一無二のカードだが、今回は出番がなさそう。
⑦収録:ポケモンカードゲームDP 拡張パック「夜明けの疾走」
無色1エネで20ダメージ出せるようになった。ハブネークには90ダメージ出せるのですが、他のポケモンには40ダメージしか出せないので、あまり出番がなさそう。
⑧収録:ポケモンカードゲームDPt 拡張パック「ギンガの覇道」
どくだけでなく、状態異常にならなくなってまさかの強化。そして、HPも80に増えた。そして無色1エネでベンチを呼び出しながら20ダメージを出すことができる。パワフル無色エネルギーをつければ、40ダメージを出せるので、育成途中のヒマナッツを倒せそう。メインアタッカーになりそう。足小さくてかわいい。
⑨収録:ポケモンカードゲームLEGEND 強化パック「ロストリンク」
HP80で逃げエネ2だが、技が強そう。手札を少なくして、ロストクローするのもありかもしれない。(ちょっとしたハンデスになる?)
※ロストゾーン:その試合が終わるまで、使用不可能となるカードを置く場所
つるぎのまいをすれば60ダメージになるのは、旧裏のストライク感ある。なお、このカードには収録パック「ロストリンク」の題字があるプロモカードが存在する。
⑩収録:ポケモンカードゲームXY コンセプトパック「マグマ団VSアクア団 ダブルクライシス」
②にあるマグマ団のザングースのリメイク。②と違って、無色のたねポケモンを持ってくることはできない代わりに、チームプレイの打点が上がっている。今回のルールでは、同じ種類のカードを入れないため活躍は難しそう。ちなみにザングースのポケモンカードのイラストの中で一番好き。
⑪収録:月刊コロコロイチバン! 2018年8月号付録
打点もあがり、HPも100まで上がった。ヘッドハントでポケモンを好きなだけ持ってこれるのは、ザングースを複数手札に加える可能性もないことはないが、確実にたねポケモンを持ってこれる方が使いやすそう。きりさく40ダメージをメインに使うことになりそう。
⑫収録:ポケモンカードゲーム サン&ムーン 強化拡張パック「リミックスバウト」
ざんこくなやいばは、タフネスマントをつければ、最大140ダメージを出すことができる技。そこまでいかなくても、ダメージを耐えさえすれば、十分な火力を出すことができそうである。後半に出していきたいアタッカー。
⑬収録:ポケモンカードゲーム ソード&シールド 強化拡張パック「双璧のファイター」
HPも110まであがった。「れんげき」とついているため、「れんげき」のトレーナーズの恩恵を受けられるのが嬉しい。しっぷうクローも「れんげき」のサポートを出して使っていたなら、ベンチ2匹に50ダメージずつ与えることができるとなると、非常に強力。一番使いやすいのは「コルニの気合い」だろうか。また、「れんげき」の巻物も装備することができるため、ダメージの状態に応じては2体同時に倒すこともできそう。3エネ必要であるため、多少時間はかかるが、アタッカーとして十分な役割を果たせそう。
⑭収録:ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレット 拡張パック「スカーレットex」
おそらく⑧のリメイクと思われる。30ダメージと打点は上がったが、2エネ必要となった。パワフル無色エネルギーで起動できた⑧と比べて、この点は劣化しているといえよう。スラッシュクローをメインに使うことになりそう。
⑮収録:ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレット スターターセットex クワッス&ミミッキュex 等
イラストの躍動感は最高。ザングースかっこよすぎやろ…。
テキストは驚きの白さ。
デッキレシピ
【ポケモン】
ザングース×12(⑦、⑪、⑮を除く)
【トレーナーズ】
○グッズ
ネストボール×2
リピートボール×4
ヒスイのヘビーボール×1
エネくじ×4
いれかえカート×1
フィールドブルアー×1
エネルギー回収×1
スペシャルチャージ×1
ともだちてちょう×1
バトルサーチャー×1
タフネスマント×1
勇気のおまもり×1
ゴツゴツメット×1
ワザマシン やみうち×1
○サポート
博士の研究×1
ナンジャモ×1
ジャッジマン×1
N×1
マリィ×1
コルニの気合い×2
ペパー×1
溶接工×1
グズマ&ハラ×1
センパイとコウハイ×1
○スタジアム
ヒオウギシティジム×2
巨大なカマド×1
【エネルギー】
基本炎エネルギー×4
パワフル無色エネルギー×3
ギフトエネルギー×2
ダブル無色エネルギー×3
オーロラエネルギー×1
ザングースはかぶらせずにデッキに入れたが、他のザングースのカードと劣化になりそうなもの、使ってて楽しくなさそうなのは省いた。
特殊エネルギーが多いため、エネくじを4枚採用。また、攻撃技が2エネの場合が多いため、ダブル無色エネルギーだけではなく炎エネルギーの加速手段(溶接工、巨大なカマド)を採用した。ボールカードに「リピートボール」を入れているが、ここはネストボールで十分である。(ネストボールがスタンダードデッキに出張しているため、その代わりとして入れている。第2のネストボールとして扱っている)
また火力不足を補うために、少しでもダメカンが乗せられるようにゴツゴツメットを採用。なお、ACE SPECKの枠が空いていればゴツゴツメットの代わりに「ロックガード」を入れても良いかもしれない。
おまけにワザマシンやみうちを入れているため、ベンチに逃げたダメカン持ちポケモンを追撃できるようになっている。しっぷうクローを発動させたいがために、コルニの気合いは2枚採用としているが、なかなか決まらなかったのでドロソを調整して4枚にしても良いかもしれない。
エネルギーは、無色ポケモンにしか効果を発揮しないパワフル無色エネルギーや、ドローができるギフトエネルギー、鋼テラスザングースが攻撃できるようにオーロラエネルギーを採用している。
対戦
旧裏勢のタコトプスさんと種族統一ポケカ(特殊ルール:旧裏OK同名たねハイランダー)もやってきました!
— グース(ウ一ル一・ザング一ス) (@goose_kamo) 2023年11月19日
キマワリ統一vsザングース統一
推し対推しの真剣勝負、燃え尽きるほど楽しかったああ!!これほどまでに心が満たされることがあっただろうか…対戦ありがとうございました! pic.twitter.com/Bt4EArYuYP
細かいルールを詰め切れていなかった部分もありましたが、見事勝利できました。⑧のさそっていたぶるが強かったですね…。
今回は特殊ルールであるため、自分の好きなポケモンをたくさん盤面に並べていくことができましたが、実際に並ぶと壮観ですし、推し対推しの真剣勝負によってバトルにより身が入っていきました。タコトプスさん、楽しい対戦ありがとうございました!
他にもポケモンGOでのザングースやグッズのザングースなど書きたいことがまだまだあったのですが、種族統一とはあまり関係ないため割愛させていただきました。
これまでいろいろなザングースと遊んできたが、ザングースでもそれぞれ違う色をもっている。戦うザングース、いっしょに歩くザングース、ポフレを食べるザングース、…体毛の白になぞらえて「ザングース(の白)って200色あんねん」と大袈裟には書いたが、そのだれもに個性がある。好きなポケモンだからこそ、その個性を楽しみいろんな活躍も見守りたいという想いは変わらない。まだまだザングースとの冒険は終わらない。